なぜツキノワグマは人を襲うようになったのか?自然の変化を鋭く見つめ続けてきた動物カメラマン宮崎学が送る新メッセージ
2010/12/3 金曜日   ツキノワグマ日記

ツキノワグマ実験プロジェクトのドングリ受け入れします

「ツキノワグマは、ドングリ不作で餌不足となり困っているから、山野にドングリを撒く」
、という団体がある。
これに対して賛否両論が全国的に渦巻いているが、撒いたドングリがどう変化していくのかをオイラは実験してみたくなった。

ツキノワグマの「奥山」と「里山」といわれている生息地に、ドングリの餌台を置いて、何が食べにきているのかをずっと定点撮影してみたい。
ドングリをツキノワグマがほんとうに食べているのなら、それはそれで面白いし、あとノネズミとかリス、サル、イノシシ、カケスなどいろんなものがやってくることは充分に予測がつく。
なので、オイラの技術なら、そんなこと朝飯前で検証できてしまう。

検証するからには、一年や二年という時間で終わりたくない。
ドングリ不作、豊作などの年を乗り越えながら、かなりの時間をかけてオイラはやり続けるつもりだ。
こんなことは、「ドングリ」を撒いている当の団体や動物生態学者、クマ専門家、植物学者、机上で批判している人たち、などがとっくにやらなければならないことだけど、どうもそういったところまでアイデアと実行力と技術力を持ち合わせている人がこの日本にはいそうもない。
ならば、オイラがやるしかない、からだ。

この検証実験は、写真作家として思うには、このまま充分に出版物にもなるだろう。
ものすごくオモシロイ結果が、すでにオイラの頭のなかには「絵コンテ」としてできあがっている。
なので、出版したいと思う編集者はいまからオイラに「唾」つけておかないとヨソにもっていかれるよ。
オイラの仕事だから、あっというまに「増刷」まちがいなし、だからね。
さらには、何の思慮もなく「ドングリ撒き」だけをこれまでタレ流してきた新聞社やテレビ局は、「きょうのドングリ」などといったようなコーナーを設けて、定期的に報道していけば絶対に国民受けがすると思うよ。

ということなので、これから全国に向けてドングリの受け入れをお願いすることにする。
1トンも2トンも送られてきては困るけれど、100~200kgくらいは最低限必要だと思う。
そのへんの調整は順次行なっていくが、オイラの検証の協力者となりたい人は、とりあえずこのアドレスで問い合わせをしてもらいたいと思う。

いやー いろいろ考えると、とても面白い予感がしてきた。

問合せ先
http://www.owlet.net/toi/

(from/ gaku )

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32 Comments

  1. この本が出たら、まちがいなく買います。「となりのツキノワグマ」も楽しく読ませていただきました。定点観測の写真にどんな動物たちが集まるのか、楽しみです。

    Comment by 久麻(くまのはちみつ) — 2010/12/3 金曜日 @ 14:34:56

  2. ツキノワグマが人里に出没する
    餌になるドングリがないからだとマスコミは当たり前のようにコメントする。
    でも TVに映し出される熊達はアバラが出るほど痩せている様には見えません。
    一方で里山に生息するはずのタヌキ・キツネ・ハクビシンなどが都会に人知れず生息するようになっています。もしかしたらツキノワグマが人里に現れるようになったのは 自然なことなのでは?と思っています。奥山の荒廃などではなく ただ生息域が変化しているのでは・・・
    人里近いところには柿などの果実があるし、管理釣り場にはマスや岩魚がいます。単純に人里に近いところの方のが住み易い と言う事なのでは。
    何でもかんでもナラ枯れによるドングリ不足で片付けてしまうのはおかしいと思っています。
    今回の実験でアッと驚く成果が出ることを期待しています。
    頑張ってください。

    それと去年の越冬穴
    今年も観察していますか?ツキノワグマが入って冬眠する所を撮影出来ればいいですね。期待しています。

    Comment by しらとり — 2010/12/3 金曜日 @ 19:23:03

  3. ■久麻(くまのはちみつ)さん
    ■しらとり さん

    出版するまえに、ドングリが必要なんですが?

    Comment by gaku — 2010/12/8 水曜日 @ 11:36:29

  4. 数年前から面白い事をしている人も居るんだなと思って時々寄らせて頂いております。
    本当にドングリを食べているかどうか、私も興味があります。
    ドングリが不作でも胡桃は今年は大当たりの年、先日胡桃の殻が一杯の熊の糞を見掛けました。

    果たしてドングリを食べに来るのか熊なのかそれとも・・・

    その為にドングリが必要なんですね。
    周りのドングリはサルに食べられちゃったからな・・・
    少し考えて見ます。

    Comment by ken — 2010/12/10 金曜日 @ 1:46:49

  5.  日本の森にオオカミを!の活動をしている日本○○○○協会の会員です。
     「隣のツキノワグマ」を読んで(写真を見て)すごく合点が行き、のちにこのブログを読んで、現場を自分の目でよく見ている人たちが参加して、貴重な意見を述べているなあ、という感想を持っています。
     クマさんたちが今年山から多く出てきていますが、数が増え、人里の人間を恐れなくなったことが大きな原因だと考えていました。写真を見て、山にドングリがたくさんあった年の状況を知り、十分納得できました。昔は、日本犬が山村に放し飼いにされ、犬たちが騒ぐと、それに呼応して村の人たちも大騒ぎし、犬を連れ鉄砲を持って追いかけ、捕獲できなくとも奥山まで追い返し、動物のすみかと人のすみかの境と、人の怖さを学習させていたものと思います。
     新聞報道等を見ていますと、山から出てくるクマさんは母子連れが多いような気がします(そのような記事が印象に残り実際は違うのかもしれませんが)。山の中にドングリが少ない年、人里が怖いクマは里に出ることなど考えられず、子グマが山の中でオスグマに食べられていた。それによりクマさんの数は調節されていた。そのほかに人に捕獲される数も多かった、と考えています。はじめのうちは恐る恐るオスグマから逃げて山里に出てきたクマさんたちが、人は怖くないと知り始め、さらに子グマは大きくなって、ますます大胆になり、新しい食べ物をどんどん知るようになってきたものと想像しています。
     日本犬の放し飼いがクマ対策に良いということは十分賛成できます。犬が騒いだら人も大騒ぎしなければいけないと思います。現場を知らないでの想像ですが。
     ガクさんのおっしゃるとおり、荒廃する山は動物たちの楽園で、シカもイノシシも増えているのにクマだけが増えないはずはありません。しかし、絵コンテに基づく写真ってすごいですね。新プロジェクト楽しみです。

    Comment by mmru. — 2010/12/15 水曜日 @ 21:16:24

  6.  アイデアと実行力と技術力と言うより、観察力がない。観察眼があったのなら、実験なんて野暮なことをしなくていいでしょう。それも、「よろしくお願いします」の一言もなく、「受け入れをお願いすることにする、協力者になりたい方は」という傲慢な言い回し。
     どんぐりを落とす木にだって様々あり、秋の山に行けば、たくさん転がっていて、冬に持ち越せそうな量もあるのだけど、そこから、初めて、熊の生態を知ろうという気が視られない。動物園と交渉して、熊の居るところに、どんぐりだけを撒いていればいい。きっと、イベリコ並みの旨い肉が喰えるだろうな。だけど、野生の熊の肉は、筋が多くて、あまり旨くないと言う。だからといって、熊がどんぐりを食べていないかは不明だそうな。
     
     こういう筋からは、いくら実験を重ねても、行き詰って、誤った回答を出すに尽きるしかない。それが、どれだけ「熊についての憶測」を呼ぶかは知らないが、せめて、人の命に関わるような憶測だけは、避けてほしいと、私は思う。

    Comment by エナメル — 2010/12/26 日曜日 @ 22:44:33

  7. 写真集はすごく売れているし、技術も持った方だとは思っていましたが、人間性に問題ありそうですね。
    傲慢、高飛車…幻滅しました。

    Comment by k — 2011/10/27 木曜日 @ 19:02:36

  8. おっと、返信が遅れていました。

    ■mmru さん
    日本犬は、縄文時代にまでルーツが遡りますから、日本の気候風土のすべてがDNAに組み込まれています。
    ボクも、「縄文柴犬」だけを30年間(7頭目)飼っていますが、一緒にいつも山歩きをしています。
    その犬から、実に多くのものを学び取っていますから、日本犬の効果はまちがいないと確信しています。

    ■エナメルさん
    ■k  さん
    どこぞのカルト狂会さんみたいですね!!

    熊谷達也さんの「相剋の森」をぜひ読んでみてください。
    「山は半分殺してちょうどいい」
    「あっち派」「こっち派」
    「共死」の思想…

    3回きっちり読み直してみれば、解脱できる、かも?

    Comment by gaku — 2011/10/29 土曜日 @ 10:01:09

  9. 5月からクマの子「兄姉」を育てていました。
    半年で体重が10倍以上なりとてもいい子に育ちました。
    最初は二頭で一日牛乳瓶2本ぐらいでヨーグルトを作って与えていたのだけどやがて一頭3リットル必要になりました。
    とても大変なのでご飯を混ぜて牛乳粥を作って与えていました。
    8月からは一計を案じて栽培をしていた枝豆を与えて10月までしのぎました。
    夕食は牛乳粥を与えていたので体はぐんぐん大きくなりました。
    クマの子を育てることはとても大変でしたが楽しい半年でした。

    クマは基本的にとても臆病といえるぐらい用心深い動物ですね。
    それがこれまで命をつないできた一因かもしれません。

    10月下旬、県の斡旋で「里子」に出しました。
    放獣になるか動物園などに引き取られるかするまで里親のもとで育てられます。
    里親のご家族がとてもいい人たちなので安心しています。
    冬眠するまで何回か会いに行こうと思っています。

    gakuさん、ご心配おかけし申し訳ありませんでした。

    Comment by bbear — 2011/11/2 水曜日 @ 0:11:18

  10. ■bbear さん
    たいへんいい経験をされましたね!
    勉強させられることも多かったと思われます。
    ボクも、そんな経験をしてみたいものですが、最後には情けが移ってしまいそう。。

    また、機会がありましたら、子熊を通しての発見などお聞かせください。

    Comment by gaku — 2011/11/5 土曜日 @ 8:59:40

  11. gakuさんの撮影された写真はいろいろな意味でとても関心を持って拝見させてもらっています。
    たくましく生きる熊たちの写真をみてある意味うれしく思っています。

    小熊のことですが警戒心が強い動物ですが心を許した相手にはとても寛容です。
    また好奇心がとても旺盛です。

    8月はじめごろ、床面積2平米、高さ2メートルのワイヤーメッシュで作った檻にいる小熊たちの様子が、いつも居間から見えるようにしていました。
    また居間の窓際にはグッピーの水槽があって小熊たちからも見えるようになっていました。

    ある日餌を与えるときオスの小熊が意を決したかのように檻の出入り口の隙間から外に押しでました。
    つい先日まで敷き藁の交換のときなど、庭で自由に遊んでいたのでお気に入りの松の木にでも行くのだろうと思っていたら、なんと玄関から家に入り込んで居間のグッピーを見に行ったのです。
    水槽に両前足をかけ不思議そうに水面を覗き込んでいました。
    ひっくり返されたら大変なので、すぐ抱っこして檻に戻しました。
    その後数日して、今度はメスの小熊がやはり無理やり表に出てきてオスの小熊とまったく同じようにグッピーの水槽を覗き込みました。
    よっぽどグッピーが気になっていたのでしょうね。

    里子に出した後、先日お土産を持って会いに行ってきました。
    妻は、「すっかり里親の子になってしまっている」とちょっと少しばかり嘆いていました。

    でも熊の子は何年たっても人を忘れないそうです。
    小熊を抱っこして寝たことのある人が言うのですから間違いないです。
    いまの小熊たちの里親のお嬢さんがその人です。
    抱っこして寝た熊の子は18年たった今も元気で動物園にいます。

    だから小熊たちにとってとてもいい人たちに育ててもらっているわけです。

    今年は自然災害と原発による被害で近年最悪の年でした。
    置き去りにされ餓死した家畜のニュースなどを見るととても悲しくなります。

    冬眠前にまた会いに行ってみようと思っています。

    Comment by bbear — 2011/11/29 火曜日 @ 1:07:05

  12. ■bbear さん

    子熊の話題ありがとうございました。
    ボクも、飼育されている子熊を見たことありますが、ほんとうに主人には慣れていて感心しました。
    また、近所にも、8歳になる雄グマが飼われていますが、飼い主にはほんとうに良く慣れています。

    それと、愛嬌のある行動は、母子3頭がみんなお尻にスギの落ち葉をつけて行動していたりする写真も撮れておりますが、野生の親子関係でもかなり遊び心をもって日々いきているのではないかと思っています。

    いずれにしても、ツキノワグマのことはもっともっと知ってみたいものです。
    奥の深い動物、です。
    また、いい話題がありましたらお聞かせください。

    Comment by gaku — 2011/12/1 木曜日 @ 10:48:20

  13. 一年も前の記事にコメントで、読んでいただけないかもしれませんが、昨年から、あなたの見解に疑問を持っていました。あなたが言うように、ツキノワグマが増えすぎてあふれてきているというのなら、なぜ、今年は出てこないのですか?去年に比べて今年は堅果類の実りは普通です。また、昨年、私の勤め先の学園では大量にマテバシイが実ったので、熊出没で困っていた愛知県豊田市に送らせていただきました。市からは、4箇所にドングリを置いたこと、3箇所では熊による食事の後が確認されたことを写真つきで報告を頂きました。私も熊だけの話をしているわけではありません。豊かな自然の中で、堅果類の実りに、野生動物の生息数が左右されるのであれば、それは自然の摂理です。しかし、今の日本にそのような場所はほとんど残されていません。今年大雨で崩れた和歌山県の現場の写真をご覧ください。手入れのされないやせ細った針葉樹がびっちり植えられていました。あれでは、保水能力が足りず、大雨に耐えられるはずもありません。また、あのような下草も生えない山は、自然豊かとはいえないでしょう。大きく物事を捉えるというのなら、そういうところからご覧ください。あなたのおちょ食ったような発言は、日本熊森協会のことだと思いますが、私は、世間で言われているドングリ運びについての疑問について、直接会長さんとお話しました。会長は、学者もびっくりなほど堅果類について勉強していて、どのような種が遺伝子交雑を心配されるのか、ちゃんと認識していらっしゃいました。当然、そのような(ミズナラなど)ドングリは集めておらず、また、あなたがしようとしている、まいたドングリが発芽して成長するのかも、ちゃんと何年にもわたって観察されています。私は感服しました。あなたも他人を小馬鹿にしたようなことを発言したりする前に、相手と向き合い、ちゃんと理解なさったらいかがでしょうか。

    Comment by 山本 和美 — 2011/12/3 土曜日 @ 11:50:02

  14. gakuさん、はじめまして。横から失礼します。
    山本 和美さん、こんにちは。はじめまして。

    熊太郎さんのBlog「動物愛誤団体熊森くたばれ」
    ・熊森の不祥事
    http://ameblo.jp/gerusiiaki31/entry-10766120399.html
    をお読みください。

    森山会長のお話はとても素晴らしいと思います。会長の話が素晴らしいければ、団体の活動が素晴らしいとは限らないようです。
    しかも、ドングリ運びは熊森協会が目指している奥山再生・保全活動と比べ一般の方でも専門家の指導・監督を必要とすること無く簡単に真似ることができます。
    会長がしっかりしたお話が出来るのであれば、ドングリ運びの影響を世間に知らしめるため、成果を世間に公表するべきだとしていますし、注意事項を換気すべきだと思います。専門家も給餌をした場合は、その後のモニタリングとコンセンサスを得るための公表が必要としています。

    ・「野生動物への餌づけを考える」シンポジウム報告集 :「野生動物への餌づけを考える」パネルディスカッション
    http://www.nakiusagi.org/uploads/fckeditor/simpo20101123/simpo20101123_09.pdf
    ・「ドングリを収集し熊に与える行為」について
    http://smc-japan.org/?p=1915
    ・広葉樹の種苗の移動に関する遺伝的ガイドラインhttp://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/chukiseika/documents/2nd-chukiseika20.pdf

    こちらもご覧になってみてください。このような意見、見解も世に出ているのです。
    では、”み”

    Comment by "み” — 2011/12/4 日曜日 @ 8:44:03

  15.  久しぶりにコメントさせて頂きます。 猟をしていますヨンケイです。 熊森さん達の活動に疑問を持つサイドの人間だと立ち位置を表明した上でのコメントですがご了承下さい。 

     先ず、人の命を危険に晒す行動はどんな理由が在っても慎むべきです。 当たり前ですね。

     自分の意見と違うからと言って役場に電話やメール攻撃を仕掛けるのは分別の在る大人のする事では在りません。 これも当たり前ですね。

     自分が行った行動で他人を傷つけたり死なせたりした場合は責任を取る覚悟と賠償をする仕組みを整えてから行動して下さい。 

     少なくとも宮崎氏は熊の居る地域の方々に警鐘を鳴らし犠牲者が減る努力をされています。

     自分の行動と言動に責任を持ち他人に危害を加え無い  知らなかった 判らなかったでは済まされ無いと云う事を自覚して下さい。

     勿論、猟をする者も同様の覚悟と努力を続けて行動します。

    Comment by ヨンケイ — 2011/12/5 月曜日 @ 1:22:41

  16. 今年はクマが出て無いって、何処の話ですか?
    場所によっては住宅地にまで出てきてますけどね。

    それからクマを駆除するのは理由が有って行なっているのであって、私のように”趣味”で狩猟を行なっているのでは無いので勘違いなさらないように。

    クマがどれだけ危険な動物か、また針葉樹等がどれだけ被害に有ってるかを知らないのでしょうね、三つ前のコメントした人は。
    直接被害に有った人、また有ってる人と話をするのが一番いいんじゃないですか?
    どっかの団体の人と話をするより。

    ちなみに純粋な狩猟ではクマはなかなか獲れませんので悪しからず、猟期始まって直ぐにまともなヤツは冬眠しますからね。
    最も、あなた達とは関係有りませんがね、人の趣味ですから‥。

    Comment by いち猟師 — 2011/12/5 月曜日 @ 22:57:41

  17. 宮崎さん こんばんは。
    山本 和美さん こんばんは&はじめまして。
    山本さんの~なぜ、今年は出てこないのですか?~
    何を根拠に言っているのでしょか?
    僕が想像するに、熊出没のニュースを昨年に比べ、目にしなかったから?
    そんなことが理由でしたら、がっかりです。
    3.11、原発、放射能…熊の話題少なくなって当たり前だと思います。
    気分を悪くしないでください、自然と向き合い、ちゃんと理解なさったらいかがでしょうか、と僕は思います。

    ここからは余談ですが…

    僕はどんぐり神話にもクエスチョンです。

    熊も人間同様、グルメなんですよ。

    熊 どんぐり 人間 クリご飯、甘栗、モンブラン
    熊 笹    人間 たけのこ
    熊 果実   人間 食後のデザート
    熊 昆虫類  人間 蜂の子、イナゴ、ざざむし・信州人だけかな(笑
    熊 肉    人間 もちろん大好き
    熊 魚    人間 刺身に焼き魚
    熊 蜂蜜   人間 飼うのも、食べるのも大好き、朝はヨーグルトに

    他にもたくさん、きりがありません。

    さすがに、ヒノキの皮をはがして舐めようとは思いませんが。

    熊=どんぐり そんなに簡単なもんじゃないと思います。

    山本さん柔軟な考えを持ちましょう、これからも宜しくです。

    Comment by 野人 — 2011/12/7 水曜日 @ 23:39:07

  18. ■山本和美 さん

    山野にドングリを撒いて、それをツキノワグマに食べさせるというのなら。
    山中にドングリを富士山みたいにてんこ盛りにして、そこに無人撮影カメラを設置すれば、クマはカンタンに撮れるハズです。
    それをやって、写真の公表をしないかぎり世間は納得しないでしょう。

    ドングリ撒きに賛成する人も、反対する人も、誰一人としてそのような撮影を試みるヒトはおりません。
    なので、撮影技術のあるボクがその実験を「やろう」という趣旨でこのブログを書き、出版して世に問いたいと言っているのに、あなたは話題をすり替えています。
    そこまでおっしゃるのなら、ぜひ、山本和美さんこそが東京のマテバシイを信州の山地に置いて、そこにカメラを設置して撮影して、ツキノワグマの動かぬ証拠を見せて欲しい、ものです。
    なんでしたら、ボクのツキノワグマフィールドをいつでも提供しますよ。

    Comment by gaku — 2011/12/8 木曜日 @ 12:07:26

  19. ■”み” さん
    ■ヨンケイ さん
    ■いち猟師 さん
    ■野人 さん

    いろいろとコメントをありがとうございます。
    写真家は、現場を見て現場に立ってナンボです。
    写真こそが、現実を視覚言語で訴えるすべてだと、ボクはいつも考えています。
    なので、まず写真がなければ、どんなに事実を訴えようとしてもそれは観念論でおしまいだと思っています。

    なので、
    撒いたドングリをクマが食べている写真、ぜひ撮りたいもの、です。
    ですので、今後もドングリプロジェクトにぜひご協力をお願いいたします。

    Comment by gaku — 2011/12/8 木曜日 @ 12:24:39

  20. “み”さん、gakuこんにちは。私が最初に熊森に電話をしたのは、「特定外来生物も駆除するべきではない。」というようなことがホームページに書いてあったことに対する疑問からでした。そのとき、受付の女性とはらちが明かず、そこに外から戻ってきた会長が電話を変わった、という成り行きで森山会長と話をしたんです。そのとき私が感じたのは、おっしゃるとおり、会長の意図が組織の全体に正しくは伝わっていないため、突っ込まれどころを作っているな、ということでした。、私は熊森の活動すべてに賛成なわけではありません。でも、会長はすごい。これは確かです。ドングリの活動も、場所や品種などについて注意喚起しています。それをちゃんと聞かず、勝手なことをする人がいたのは、残念なことですね。撒く場所も、わたしの時には、市役所経由でしたから、まさか市民を危険にさらすようなところではないと思います。さて話は変わりますが、gakuさんは人が撒いたドングリをどんな動物が食べにくるか、ということを記録したいのですか?「そんなもん、熊が食べる前にほかの動物に食われちゃうに決まってる。じゃあ、ためしてみるか。」ということでしょうか?現場を知らないといわれてしまえば、悔しいですが確かにそうです。もう、ドングりの季節は終わってしまいましたが、来年ドングリを提供するとともに、ぜひツキノワグマフィールドにご一緒したいと思います。よろしくお願いします。

    野人さん、私は「H23年度におけるクマ類による人身被害について – 環境省」を参考にして、出没数が減ったと判断しました。あと、熊が死んだ熊を食べたり、弱った鹿を食べたりすることも研究者の方から伺っています。まさか、ドングリだけを食べてるなんて思ってませんからご安心ください。(笑)

    Comment by 山本 和美 — 2011/12/8 木曜日 @ 22:26:49

  21. 昨年は豊作だったドングリも今年は淋しい状況ですが、鹿だけを食べた糞に出会ったことに驚き感動しました。

    ヒグマは開拓の頃より集落に出没し、冬眠前は特にそうなのだと思います。
    今年の北海道は春から出没多く、林道での遭遇は通報しないのですが流石に
    町中のコンビに近くのものは久し振りに捕殺されました。
    近年、春グマ駆除をしなくなったのもバランスを考えての事でしょうが、そのせいで増えたのか定かではありません。そのうちにハンターが絶滅しそうで心配ですが。
    疑問が2つ
    >エナメルさん
    実験は試みなければ分らない。多くの失敗を積み重ねて成功への糸口を導きだすのが実験じゃないかしら?知らない事いっぱいありますよ。
    >山本さん
    荒廃した森林、林業的には間伐遅れの人工林ですね。Gakuさんはオオタカ類の巣のことで検証し述べているものがあります。それは最近のお話ではありません。随分前だったと(老いたせいか忘れました)思いますがご存知ですか?

    フィールドは自らの足で歩いてこそ語れるものです。
    耳学問でも想像力を持ち、謙虚になって知らない事を知ることが大切。
    知っているつもりはボロがでます。
    私だって知っている事は僅かですが疑問が出たので。。

    Comment by 粗忽鷲 — 2011/12/14 水曜日 @ 13:00:15

  22. 僕は、北海道に住んでいますが、今年の夏場のヒグマの痕跡の多さには、驚きました。ちょっと林道に入ったら、ヒグマの糞だらけでした・・・

    だから今年の秋は、人里近くにも、ヒグマがたくさん降りてくるだろうと思っていたら、やはり思った通りでしたが、新聞では、どんぐりの不作のせいと書かれていいて、ガッカリしました。

    >山本和美さん
    >まさか、ドングリだけを食べてるなんて思ってませんからご安心ください。(笑)
    と仰りながら・・・

    >ツキノワグマが増えすぎてあふれてきているというのなら、なぜ、今年は出てこないのですか?去年に比べて今年は堅果類の実りは普通です。

    これって矛盾していませんか?クマが、他の色んな食べ物を、食べている事が分かっていれば・・・

    どんぐりが不作=クマが大量出没、と言う安易な結論には、至らないと思うのですが?

    >「そんなもん、熊が食べる前にほかの動物に食われちゃうに決まってる。じゃあ、ためしてみるか。」

    3.11の津波じゃないけど、自然は時に、人の想像を絶する事が起きるので、なにが起きるか分からないから、試されるのだと思います。

    Comment by てっちゃん — 2011/12/14 水曜日 @ 14:51:12

  23. 山梨で林業に携わり毎日山に入っておりますが、確かに間伐されずに放置されている針葉樹林は、多いです…が、付近に動物の形跡が少ないかと言うと、まったくそうではありません。クマの皮剥ぎ痕、シカの角研痕、イノシシの擦り痕、林内にはりめぐされた獣道などなど。

    長年間伐されずに枯れてしまう樹もありますが、そこには別の数々の植物が侵入してきたりと、動物たちにとっては、むしろ快適な環境に思える場所さへあります。

    先輩山師から話を聞くと、一番林業が盛んだった頃より、確実に動物の数は増えているとのことです。
    これは、私も実感するところでもあります。

    某協会の方々が現在の山の状況や推移を本当に理解されているのか、疑問に思います。

    Comment by もっち — 2011/12/14 水曜日 @ 19:06:15

  24. 山本和美さん、
    私はいろいろな生物を観察している者ですが、宮崎氏の観点や作品にはいつも感心しております。
    今から三十年前以上に、日本で繁殖するワシタカ類を全種撮影、1990年代にはフクロウの生活史を撮ったり、又「けもの道」をテーマに何冊も写真集を出版しています。

    「けもの道」のシリーズを見たとき、ビックリしました。何故なら、僕もイタチや、タヌキ、テン、サルは観ていますが、しっかりした照明で写した画像を初めて見たからです。

    私もいろいろな種を見ていると自負しておりますが、それは偶然に出会った結果で、僅かな断面を覗いたのに過ぎないのです。
    日本の野生動物はなかなか素顔を見せてくれませんから、各種の生活を知り撮影しようとする、これは実際には大変なことなのです。

    宮崎氏の仕事を知り、ご自分で野山を歩き回って現場の困難さを知って上で、氏の批判をされるようにお願いします。
    野山を回れば、どれだけ動物や鳥がなかなか姿を見せずにいるか、また夏は暑く、ヤブカが攻めてきて、冬は寒く、下手すれば遭難する、そういったいろいろな事が身に沁みてお分かりになるかと思います。
    夜行性の種も多いです。山で一人、夜を過ごしてみて下さい。

    こういう事はコンピューターの前に座っていては判りません。
    ネットや本で得た知識でなく、ご自分で野外で観て感じて考えてみてください。

    そうしたあとで「クマ」のお話をしましょう。

    Comment by クワ — 2011/12/15 木曜日 @ 3:18:53

  25. いや~、gakuさんの実験はとても面白いと思います。是非、私たちの知らなかった世界をどんどん見せてください。なんにも知らない世の中の多くの人々が目の覚めるような世界を。
    かくいう私も、とある生き物について、少しだけ実験してみていますが、実験するまでに必ずしなければならない準備に数年以上かかったので、ようやく開始できたところです。
    私たちは誰も、神様ではないのですから、何かの行動を起こす時、それがどういう結果をもたらすかはどんなに知識があっても正確に予測することができません。これは皆さん納得できますね?
    「それがどういう結果をもたらすか」を知るためには、まず「今どうなっているのか?」を正確に知り、その行動の結果としてどういう変化がおきたのか?を正確に知ることから始まります。その両方とも決定的にかけているのにもかかわらず、狂信的に信じるのであれば、それはもはやカルトでしかありません。自然に対して、私たちは謙虚であるべきです。現状把握も、結果の観測もろくにしないで、ただ、自分の頭の中で考えたことだけを押しつけるのであれば、自然に対する冒涜でしかないですよ。
    今、gakuさんは、実験してみようとおっしゃっている。現在の状況をとてもよく把握しておられ、さらに、実験の結果を何年にもわたって調べるとおっしゃっている。いいじゃないですか。それこそが科学です。それに対して不快感を覚えるというような感覚がよくわからんですな。何か不都合な真実が明らかになるのを恐れているようにさえ思えますね。

    Comment by TAGA — 2011/12/15 木曜日 @ 22:38:14

  26. もうひとつ、気になった事を書きます。。

    >今年大雨で崩れた和歌山県の現場の写真をご覧ください。・・・・あのような下草も生えない山は、自然豊かとはいえないでしょう。

    これは、写真や、テレビの報道だけを見て、仰っているのでしょうか?それは、自然災害の映像ですから、災害に遭った場所だけ写しているのでしょうか、他に被害の受けていない広葉樹などの、林がたくさんあったとしても、実際に見ていないのであれば、分かりませんよね?

    それに被害を受けるのは、大概、間伐されずに放置された針葉樹ですしね・・・

    クワさんも、仰っていますが、ネットやテレビの報道などで見たり、聞いたりした情報は、うわべだけで、それこそ、全体像は見えてこないと思います。

    僕みたいに、北海道の山奥の限界集落のような所に住んでいる人間は、日々、野生動物の存在を身近に感じて、年々自然が濃くなって、と言うか、人が少なくなって、自然に戻ってきているようにさえ感じています。

    田舎で暮らしていた人間が、ドンドン都会に出て行って、そう言う所では、野生動物がどんどん進出している、極端な話、実は人間の方が、野生動物たちに棲みかを、だんだん都会に追い込まれ居るのに、それを知らない都会の人間が、保護だ、自然が枯渇しているって、騒いでいるのは、なんだか滑稽に思えてきてしまいます。。。

    Comment by てっちゃん — 2011/12/16 金曜日 @ 2:24:40

  27. GAKuさんおひさしぶりです、10年以上まえに徳島県で開かれたクマ
    に関する講習会に参加したときのことですが、講師の専門家の
    人がスギ、ヒノキの人工林では実がならないからクマはすめない
    と話していたその後の質疑応答ではスギの林とゆうのはクマが
    住みやすい環境だとはなしていたことがあって矛盾のように
    聞こえて訳がわからなくなりました。後者はひょっとして
    人工でないスギのことかもわかりませんが、その件があってから
    クマはブナの原生林のようなところでないと住めないとゆう
    主張があまりにも短絡的な気がしていました。今後はクマが
    住める、いやむしろ住む環境とゆうのは本当はどうなんかと
    ゆうことをもっと広範囲に調べる必要性を感じています。

    Comment by ロータス — 2011/12/16 金曜日 @ 7:48:06

  28.  自然、野生動物に対して、人間が人間目線で介入した多くの失敗を振り返ってください。

     絶滅が危惧され保護のために、昭和42年にトキ保護センターが開設されました。エサに使われたのはアジやハタハタです。トキは魚をよく食べます。ところが、飼育中に死んだトキを解剖したら、海産魚の寄生虫が見つかったのです。この頃は繁殖もしませんでした。野生のトキのエサは淡水のドジョウやタニシなどで、海産魚は食べません。人間目線の失敗です。

     冬、公園に飛来するカモにエサを与える人が大勢います。カロリーの高いパンやせんべいを食べて体重を増やしすぎたカモは、渡りに失敗する危険が高くなります。

     上野動物園では、冬にツキノワグマを絶食させ冬眠させる事で、始めて繁殖に成功しました。ツキノワグマの生理にあった飼育方法です。しかし、「エサをやらないのはかわいそう」「餓死したらどうするんだ」など、多くの非難の声があったそうです。

     野生動物の生理、生態、食性などは、まだまだ分かっていない事だらけです。充分な調査をせずにエサを与えるのは多くの危険が隠れているのではありませんか。人間目線で判断するのではなく、まずは実態把握です。

     gakuさんの実験結果を楽しみにしています。

    Comment by ポワシィシュ — 2011/12/16 金曜日 @ 8:26:04

  29. ロータスさん
    クマは神経質な動物で休むときは身を隠せるところにします。
    急峻な尾根の青木などがそうでした。
    いま、戦後植林した杉が大きくなってそこにいるクマを銃器では捕獲できないようになりました。彼らは広葉樹が葉を落として見透しが良くなった秋に、杉林を棲家にしたり移動通路にしたりします。

    でも最近のクマは平気で田畑を歩くし道路にも出てきます。
    若いクマほど大胆です。
    今年はその若いクマの足跡をたくさん見つけました。

    Comment by bbear — 2011/12/16 金曜日 @ 12:29:00

  30. ■ロータスさん
    ■bbear さん

    ボクの、これまで発表してきた写真のなかでかなりの部分がスギやヒノキ林での撮影ですし、そんな樹木も背景に写っているものです。

    針葉樹、人工林がダメだと主張している人たちは猟師も含めてまったくクマの実情を知らない「人たち」だとボクは思っています。
    「となりのツキノワグマ」すら読んでもらえない人たちには、人工林のことを語る資格はないと思います。
    2200円+税 なのにね、「となりのツキノワグマ」。

    Comment by gaku — 2012/1/24 火曜日 @ 10:10:48

  31. >撒く場所も、わたしの時には、市役所経由でしたから、まさか市民を危険にさらすようなところではないと思います。

    ・・・今更ながら、「行政がやったことだから」と信じている人がいたんですね。

    Comment by くまがい — 2012/1/24 火曜日 @ 19:03:15

  32. 札幌市内に侵入したヒグマをハンターが射殺 市民抗議「射殺するべきではなかった」

    1 :ハービッグ・ハロー天体(埼玉県):2012/04/21(土) 14:38:32.49 ID:mWX9GEPYP ?PLT(12001) ポイント特典20日朝、札幌市南区藻岩下の民家近くにいたヒグマ1頭を北海道猟友会のハンターが猟銃で駆…

    トラックバック by 【豆β】ニュース速報 — 2012/4/22 日曜日 @ 21:01:36

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