なぜツキノワグマは人を襲うようになったのか?自然の変化を鋭く見つめ続けてきた動物カメラマン宮崎学が送る新メッセージ
2006/12/19 火曜日   ツキノワグマ日記

仕留めた獲物は無駄なくいただくのが猟師の習わし

レバー

ツキノワグマを捌いていた猟師が鮮度のいいレバーを引き出してきた。

猟師A『コレけっこう美味いよ。gakuさぁ、食べてみるかぁー。』

gaku 『えっ、食えるの?』

猟師A『普通のレバーみたいにしっかり焼いて塩胡椒で食べれば、いいよ。』

それを見ていた別の猟師が言った。

猟師B『そんなの、食えるのけぇー。

    オラは、みんな捨てていたぁー。』

猟師A『ばかってぇー いままで捨てていたとは何事じゃー

    みんな食べてあげるのが野生への礼儀ってぇもんだぜぃ。』

猟師に言われたとおりに、ボクはレバーを厚切りにして焼いてみた。

塩胡椒でツキノワグマのレバーをいただくが、牛や豚のレバーとも味が全然ちがっていた。

レバー特有の味が、しないのである。

それでいて、コリコリと硬くて、まさに珍味。

とびきり美味しいものではないが、不味いものでも、ない。

ツキノワグマのレバーは不思議なものだった。

無理して食べる必要はないが、鮮度のいいものは、やはり隅々までいただいてみるのも礼儀だと思った。

写真:体重100kgほどのツキノワグマのレバーは2kgほどもある。

(from/ gaku )

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