ツキノワグマには恐怖を感じてきた
昨夜もカメラを倒された。
一昨日もストロボを倒されたから、これで2夜連続である。
どうやら、ここに出現するツキノワグマの誰かにボクが狙われている可能性がある。
昨夜のカメラは、新たに撮影をするべくこれまでの場所から50mほど移動したものだ。
それも、カメラを稼動せずに三脚に載せてきただけ。
それなのに、鉄筋で固定してある三脚を倒して、三脚の一本脚がU字型に曲げられていた。
こうした光景を目の当たりにすると、鳥肌が立つほどになる。
このような現象が昨年も、また今年の夏まではなかったことだ。
それなのに、10月に入ってからいきなり増えた。
今回で、5回めのいやがらせということになる。
ここで、いえることは、
耳タグをつけたツキノワグマが自動撮影装置に記録されるようになってからいやがらせが増した。
耳タグとは、「学習放獣」をした際に耳にタグをつけた個体のことである。
「学習放獣」は、「お仕置き放獣」の呼び方を変えただけで中身はなんらかわりがない。
いわば、檻を仕掛けてそこに入ったツキノワグマに麻酔をかけて体重測定やら雌雄をみて、研究用に歯を1本抜き、血液を抜き、毛を抜いてから、その場ないしは数キロ離れた場所で放すことである。
ツキノワグマにどれほどの「学習」効果をもたらしたかは疑問、だ。
こうした人間側の行為が確実にツキノワグマの気持ちを苛立たせていることだけは確かなようだ。
こうなったら、カメラを倒す現場を別カメラで撮影してみることも必要だろう。
人間の手に落ちたことのある耳タグをつけたツキノワグマが実際にカメラを倒しているのなら、それはそれで別の考察が可能だからである。
このような装置は朝飯前でやれるから、明日はそれを実行してみよう。
写真上:2006年10月25日 23時39分にこの個体が写り、その直後にカメラを倒していったらしい。なぜならば、5時間後に野良猫が写っていたときにはとんでもない角度に向かってストロボが発光していた。
写真下:カメラを倒してもいいけれど、防水ケースなどは手づくりなので修復するまでに3日を要する。ましてや夜中にどしゃ降りならば、高価なデジタルカメラがオシャカとなってしまう。



きわめて刺激的、かつ、危険な展開になってきました。
特定の一頭だとして、そいつが、お仕置きされたクマなのか、そうでないのか、gakuさんが狙われているのか、それとも、人間一般が狙われているのか、知りたいことは、沢山ありますが、どうぞ、お気をつけください。
現場で遭遇など、なさいませぬよう。
コメント by 小坊主 — 2006/10/28 土曜日 @ 9:09:23
歯を抜くのは、年齢を推算するんでしょうかね。
カメラを倒すクマを撮る ! そこまで考えて実行する人、他にいるかな ?
コメント by クワ — 2006/10/28 土曜日 @ 13:33:51
素人くさい感想かもしれませんが、三脚の脚をU字に曲げるとは、凄い力ですね。
>カメラを倒すクマを撮る
さすがgaku先生の試みです。
でも本当に、お気をつけてください。
コメント by アルファ — 2006/10/30 月曜日 @ 14:15:02