なぜツキノワグマは人を襲うようになったのか?自然の変化を鋭く見つめ続けてきた動物カメラマン宮崎学が送る新メッセージ
2009/6/24 水曜日   ツキノワグマ日記

とうとうやってきた熊のカイセンダニ


この写真は、つい先日の6月12日23時51分に撮影したメスのツキノワグマのお尻。
その尻の毛が、どうもおかしい。
写真を拡大してみると、どうやらカイセンダニに侵されているみたいだ。
カイセン独特の毛の抜け方、瘡蓋のできぐあいは、まさにカイセンダニと判断していいだろう。

イノシシやタヌキ、キツネ、ハクビシンにカイセンのあるのを見てきているから、ツキノワグマに罹患するのは時間の問題だと考えていた。
これで、予測が的中したのだから、あとは今後の追跡となろう。
この個体の毛抜け現象範囲がもっと増えていけば、どのような熊のスタイルになるのだろうか?
たぶん、とてもみじめなスタイルだと思うが、写真家として、そこは見てみたいと思っている。
また、場所が場所だけに、このメスは交尾によって今後オスの股間にもカイセンダニをうつしていく可能性は大きい。

(from/ gaku )

コメント&トラックバック

7 件のコメント »

  1. とうとう、来ましたか。
    他の動物が、なす術もなく、衰えてゆくように、ツキノワグマも、同じ運命を辿るのでしょうか。

    コメント by 小坊主 — 2009/6/29 月曜日 @ 12:47:40

  2. ニホンジカの疥癬は聞いたことがないのですが、
    熊のように体毛が密生している動物には流行すればしんどいかもしれませんね。
    まあ、推移を見守りたいと思っています。

    コメント by gaku — 2009/7/3 金曜日 @ 10:46:35

  3. 画像は無いのですが、ヒョットして此は疥癬ヒグマか?と思いましたので見てください。

    http://plaza.rakuten.co.jp/hantaa/diary/200809110000/

    コメント by 北の狩人 — 2009/7/21 火曜日 @ 17:24:00

  4. ■北の狩人 さん

    記事拝見しましたが、画像が欲しいですね。
    ただ、記事では可能性があると思いますが、それ以上のことは申し上げられません。
    北海道のタヌキやキタキツネでも、けっこう疥癬があるという報告がボクのところにも来ていますので、可能性はあると思います。

    それと同時に、エゾシカではいかがでしょうか?
    シカの疥癬はまだこちらの猟師からも聞きませんし、ボク自身も目撃できていませんが、シカは疥癬に強いのかもしれません。
    そういうところに、興味がありますので、今後も熊を含めて多くの方がいろんな見方を持って見届けて行くことが大切なのではないかと思っていますが。

    コメント by gaku — 2009/7/23 木曜日 @ 12:23:53

  5. 残念ながら画像はあるません。
    しかし土地柄 林野庁の職員は今年すでに退職される程の年齢で、ヒグマに関する経験も豊富である事から、目撃したヒグマに関する情報は間違いが無いと思われます。
    多分疥癬に罹ったと思われるツキノワグマを拝見して、ケツジロウもそうではないかと直感しました。

    エゾシカに付いては私自身、年間60~70頭の捕獲をしていますので気を付けて観察しますが今までは気が付かなかったです。

    キタキツネに付いては今でも時々見かける事が有ります。

    コメント by 北の狩人 — 2009/7/24 金曜日 @ 21:38:35

  6. 毛が抜けたり、禿げたりすると寒いでしょうね
    服がないからなあ
    全身抜けているいのししの画像を見ましたが
    雨が降ったら地獄でしょうね
    凍えて死んでしまうんだろう
    そうでなくても餌が少ないから体力もないのに
    寒い山では生きれないです
    そうやって小さな命が日々死んでいっている
    もっと餌となる木や山菜があったら
    杉の間伐をしてくれたなら
    野生動物も生きていて嬉しいと思うんだろうなあ

    コメント by 匿名 — 2010/4/29 木曜日 @ 2:15:41

  7. ■匿名 さん

    毛の抜けたクマを、床暖房の効いたマンションにどうぞ招き入れて一緒に寝て暖めてあげてください。
    きっとクマも、よろこぶことでしょう。

    杉の間伐、どうぞ、自分のお金と時間をつかって奉仕でやってあげてください。
    そうすれば、クマもよろこぶことでしょう。

    コメント by gaku — 2010/4/29 木曜日 @ 10:30:27

このコメント欄の RSS フィード トラックバック URL

コメントをどうぞ

※初めてコメントする方は簡単に自己紹介をお願いします

お名前:

Email:

Website:

このブログへの訪問者