なぜツキノワグマは人を襲うようになったのか?自然の変化を鋭く見つめ続けてきた動物カメラマン宮崎学が送る新メッセージ
2006/10/1 日曜日   ツキノワグマのニュース

ツキノワグマの行動域に生ゴミを捨てる不届き者

雨の日曜日(10月1日)。

ツキノワグマは相変わらず出没を繰り返しているが、その行動域のなかに家庭生ゴミの不法投棄があった。

最近ではあまり見られない光景だけに、まだこのようなことをする輩がいるのかと驚いた。

台所ゴミが中心の不法投棄ゴミ

ゴミは、ツキノワグマが徘徊する道路脇200mにわたって4箇所に散乱していた。

生ゴミはそのうちの1箇所だったが、残りは段ポールやら雑誌類だった。

誰がこのような投棄をしたのやらと生ゴミを分析すれば、レトルト食品類の袋が多量に含まれていた。

加えて、茶髪の女性の髪の毛も固まりになって見えたし、紙オムツまで数個混じっていた。

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このような内容物からすると、若い夫婦ないしは子育て中の若い女の仕業である。

生ゴミからはツキノワグマが関心を示しそうなニオイが満ちみちていたから、やばい。

事実、ゴミが捨てられたのは2日前の金曜日の夜。

そのご、これらのゴミがどのように変化をしていくかをみたかったから、ボクはわざと放置しておいた。

すでに、若干の散乱状況がみえるし、雨のなのにツキノワグマの体臭も激しく周囲からはただよっていた。

こうした事実を撮影するのも「自然界の報道写真家」としては必要なことだから、もう少しようすをみてからにしよう。

こうしてゴミ投棄をしていく人間には、ここにツキノワグマが出没しているなんて何も思っていないだろう。

いや分かっていないだけであって、自然界のことなど分からない人間が大部分なのであるから、これでいいのだと思う。

無理して騒ぎ立てることもないから、そっと見守ることがボクの仕事なのである。

(from/ gaku )

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