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	<title>ツキノワグマの棲む山野は「荒廃」していない　 へのコメント</title>
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	<description>なぜツキノワグマは人を襲うようになったのか？自然の変化を鋭く見つめ続けてきた動物カメラマン宮崎学が送る新メッセージ</description>
	<pubDate>Thu, 29 Jul 2010 11:56:26 +0000</pubDate>
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		<title>よさく より</title>
		<link>http://tukinowaguma.net/archives/165#comment-745</link>
		<dc:creator>よさく</dc:creator>
		<pubDate>Sun, 11 Jan 2009 09:23:44 +0000</pubDate>
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		<description>余計な追加
　熱帯雨林再生で有名な、宮脇先生はそのことを強烈に感じます。あの方のフィールドワークと熱意、理論はすばらしいですが、どの世界にもある、熱意と実績に裏打ちされた自身のある成功者が陥りがちな罠「世界中どこにでも自分の理論や方法が当てはまると考えてしまう」にみごとに嵌っておられます。「里山」を完全否定されますしね、あの人は。

　「人が触ることなく、潜在的な優勢樹種である深根性の高木樹種を傾斜地で育て自然に近い大木林にすれば、土砂崩落を防げる。人工物（人工林も含め）による崩落防止は金の無駄」

　それで紀伊半島南部でも権威が言うからそうすべきだなんていう団体がありますが、実際に現場にいる（森林関係者には評判の悪い）土木関係者や、古い山仕事のおじいちゃんには笑われることでしょう。なぜなら、そういう山こそこの地域では崩落するからです。『急傾斜の脆い堆積岩の上に浅い表土が載っている』地質では、深根性の樹種でも浅く広くしか根を伸ばせず、高木・大木化して台風豪雨により樹幹が揺すられ、表土下の脆い岩盤ごと根返りするからです。
　このあたりは備長炭の生産地で、昔は多くの里に近い急傾斜地の山林が30年程度で皆伐されていました。それゆえ、表土はどんどん流されますが、それがかえって急傾斜高木林であるがための崩落を防いでいた面があります。潅木だから強風に影響を受けないし、表土が浅く高木樹種が大木化する前に根返りして自然に倒れるわけです。炭焼きをしている（していた）古老は、そのことを体感しています。
　10ｍも動けばまったく変わってしまうこともある複雑な山林地環境を、熱意あるフィールドワークに基づく完成されたものでも、あるひとつの理論や観点から解釈してしまうほど「あーあ…」なことはないかと。

それこそ自然をナメている。
　</description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>余計な追加<br />
　熱帯雨林再生で有名な、宮脇先生はそのことを強烈に感じます。あの方のフィールドワークと熱意、理論はすばらしいですが、どの世界にもある、熱意と実績に裏打ちされた自身のある成功者が陥りがちな罠「世界中どこにでも自分の理論や方法が当てはまると考えてしまう」にみごとに嵌っておられます。「里山」を完全否定されますしね、あの人は。</p>
<p>　「人が触ることなく、潜在的な優勢樹種である深根性の高木樹種を傾斜地で育て自然に近い大木林にすれば、土砂崩落を防げる。人工物（人工林も含め）による崩落防止は金の無駄」</p>
<p>　それで紀伊半島南部でも権威が言うからそうすべきだなんていう団体がありますが、実際に現場にいる（森林関係者には評判の悪い）土木関係者や、古い山仕事のおじいちゃんには笑われることでしょう。なぜなら、そういう山こそこの地域では崩落するからです。『急傾斜の脆い堆積岩の上に浅い表土が載っている』地質では、深根性の樹種でも浅く広くしか根を伸ばせず、高木・大木化して台風豪雨により樹幹が揺すられ、表土下の脆い岩盤ごと根返りするからです。<br />
　このあたりは備長炭の生産地で、昔は多くの里に近い急傾斜地の山林が30年程度で皆伐されていました。それゆえ、表土はどんどん流されますが、それがかえって急傾斜高木林であるがための崩落を防いでいた面があります。潅木だから強風に影響を受けないし、表土が浅く高木樹種が大木化する前に根返りして自然に倒れるわけです。炭焼きをしている（していた）古老は、そのことを体感しています。<br />
　10ｍも動けばまったく変わってしまうこともある複雑な山林地環境を、熱意あるフィールドワークに基づく完成されたものでも、あるひとつの理論や観点から解釈してしまうほど「あーあ…」なことはないかと。</p>
<p>それこそ自然をナメている。<br />
　</p>
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		<title>よさく より</title>
		<link>http://tukinowaguma.net/archives/165#comment-744</link>
		<dc:creator>よさく</dc:creator>
		<pubDate>Sun, 11 Jan 2009 08:39:18 +0000</pubDate>
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		<description>　林業者としてここにもコメントさせてもらいます。ただし私は“アンチ林業者”な林業者（正直、“狭義”の林業?工業製品としての原木の生産業?はあまり好きじゃない）です。
　この問題の根本的な原因は、「山林の荒廃」という言葉の定義にまったく一般的なコンセンサスがないということになるかと思います。立場と見方を変えればどんな状態でも「荒廃」と言えてしまう（笑）。様々な立場での「山林荒廃論」が出せるわけですね。
　しかし、私は多くの山林関係者、林業者から林学者、行政、自然保護団体が気がついていない？点を指摘しておきます。それは『地域差を考慮せず、自分達のフィールド山林の状態を日本全体の山林の状態であるかのように敷衍してしまう。』です。ミクロとマクロの次元をごっちゃにする、日本人的思考にありがちなパターン。

　例えば具体的に指摘すると、このHPの主が主なるフィールドにされている『積雪地帯の中傾斜、主に火山生成地質のカラマツ・杉中庸仕立て人工林』は、放置30年あれば野生動物の住処として十分な環境になるでしょう。こういう山林を補助金でいじくるのは、まさに「山を食い物にしている」人々です。しかしながら、私のフィールド、紀伊半島南部にありがちな『無積雪地帯の急傾斜、主に堆積物生成地質のヒノキ密仕立て人工林』は、放置80年でまあ、なんとかというところです。なぜならヒノキはこの地域では単一樹種高密度人工林として成林しやすく（それゆえウジャウジャ植えられている）、一度成林してしまうと、アレロパシー物質で他樹種の侵入をなかなか許さず、高密度の常緑樹林ゆえ下草も消えてなくなります。このような、いわゆる線香林は林業の観点からも、自然愛好者・保護者の観点からも「荒廃林」です。積雪もせず天敵となる虫や菌類も少ないゆえ、強度のあるヒノキは折れることもなくギャップなかなか発生しない。ゆえにこのような山林だらけ。紀伊半島なので、大型台風直撃＆豪雨土砂崩れで一発逆転大ギャップ発生→自然林に戻る、のパターンが多いです。「百年河清を待つ」のならばなんとかなるのでしょうが、それでは人も動物も苦しくてしょうがないわけです。このような山林は放置するべきではないように思います。だって、だーれも得しないんだもの…
　とはいえ、こちらでも自然林に還ろうとしている山林を弄繰り回し（誰も得しない。われわれ林業者も手間ばかり多く将来の収益も期待できないのでやりたくもない）、放置すれば誰も喜ばない高密度線香ヒノキ人工林を放置しまくっていますが。
　

　</description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>　林業者としてここにもコメントさせてもらいます。ただし私は“アンチ林業者”な林業者（正直、“狭義”の林業?工業製品としての原木の生産業?はあまり好きじゃない）です。<br />
　この問題の根本的な原因は、「山林の荒廃」という言葉の定義にまったく一般的なコンセンサスがないということになるかと思います。立場と見方を変えればどんな状態でも「荒廃」と言えてしまう（笑）。様々な立場での「山林荒廃論」が出せるわけですね。<br />
　しかし、私は多くの山林関係者、林業者から林学者、行政、自然保護団体が気がついていない？点を指摘しておきます。それは『地域差を考慮せず、自分達のフィールド山林の状態を日本全体の山林の状態であるかのように敷衍してしまう。』です。ミクロとマクロの次元をごっちゃにする、日本人的思考にありがちなパターン。</p>
<p>　例えば具体的に指摘すると、このHPの主が主なるフィールドにされている『積雪地帯の中傾斜、主に火山生成地質のカラマツ・杉中庸仕立て人工林』は、放置30年あれば野生動物の住処として十分な環境になるでしょう。こういう山林を補助金でいじくるのは、まさに「山を食い物にしている」人々です。しかしながら、私のフィールド、紀伊半島南部にありがちな『無積雪地帯の急傾斜、主に堆積物生成地質のヒノキ密仕立て人工林』は、放置80年でまあ、なんとかというところです。なぜならヒノキはこの地域では単一樹種高密度人工林として成林しやすく（それゆえウジャウジャ植えられている）、一度成林してしまうと、アレロパシー物質で他樹種の侵入をなかなか許さず、高密度の常緑樹林ゆえ下草も消えてなくなります。このような、いわゆる線香林は林業の観点からも、自然愛好者・保護者の観点からも「荒廃林」です。積雪もせず天敵となる虫や菌類も少ないゆえ、強度のあるヒノキは折れることもなくギャップなかなか発生しない。ゆえにこのような山林だらけ。紀伊半島なので、大型台風直撃＆豪雨土砂崩れで一発逆転大ギャップ発生→自然林に戻る、のパターンが多いです。「百年河清を待つ」のならばなんとかなるのでしょうが、それでは人も動物も苦しくてしょうがないわけです。このような山林は放置するべきではないように思います。だって、だーれも得しないんだもの…<br />
　とはいえ、こちらでも自然林に還ろうとしている山林を弄繰り回し（誰も得しない。われわれ林業者も手間ばかり多く将来の収益も期待できないのでやりたくもない）、放置すれば誰も喜ばない高密度線香ヒノキ人工林を放置しまくっていますが。<br />
　</p>
<p>　</p>
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	<item>
		<title>gaku より</title>
		<link>http://tukinowaguma.net/archives/165#comment-622</link>
		<dc:creator>gaku</dc:creator>
		<pubDate>Tue, 20 May 2008 06:41:00 +0000</pubDate>
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		<description>◆昴さん
オオタカの件は、まさに、その通りですね。
オオタカを「絶滅危惧種」と思い込んで、貴重なものを偶然見つけてしまったから、
『それ、保護しよう…』ってことになって、保護運動がはじまっていく。
そのまま、地方ではその人が「専門家」になっていってしまう…。
だけど、自然界全体を見れないオオタカ専門家なので、やがてオオタカに引越しをされて、その後の追跡ができなくて頓挫して、しまう。

今日の日本社会でのツキノワグマの動きが、まさにオオタカと同じ道を辿っていると思ってボクはみています。
ほんとうに、キチンと自然界全体のことまで理解できている人が少なすぎるんです。

◆くまがいさん
＞奥山よりも、奥山と人間生活の場の接点である里山の荒廃を問題にしています。

このことも、奥山と同じことであって「荒廃」とはいえず、ツキノワグマの『保護』だけを唱える人たちにとっては、とてもいい環境になっているんですが、ね。</description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>◆昴さん<br />
オオタカの件は、まさに、その通りですね。<br />
オオタカを「絶滅危惧種」と思い込んで、貴重なものを偶然見つけてしまったから、<br />
『それ、保護しよう…』ってことになって、保護運動がはじまっていく。<br />
そのまま、地方ではその人が「専門家」になっていってしまう…。<br />
だけど、自然界全体を見れないオオタカ専門家なので、やがてオオタカに引越しをされて、その後の追跡ができなくて頓挫して、しまう。</p>
<p>今日の日本社会でのツキノワグマの動きが、まさにオオタカと同じ道を辿っていると思ってボクはみています。<br />
ほんとうに、キチンと自然界全体のことまで理解できている人が少なすぎるんです。</p>
<p>◆くまがいさん<br />
＞奥山よりも、奥山と人間生活の場の接点である里山の荒廃を問題にしています。</p>
<p>このことも、奥山と同じことであって「荒廃」とはいえず、ツキノワグマの『保護』だけを唱える人たちにとっては、とてもいい環境になっているんですが、ね。</p>
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	</item>
	<item>
		<title>くまがい より</title>
		<link>http://tukinowaguma.net/archives/165#comment-620</link>
		<dc:creator>くまがい</dc:creator>
		<pubDate>Thu, 15 May 2008 08:19:50 +0000</pubDate>
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		<description>俺が知ってる限り、（実際に山を見ている人が多いというのもありますが）奥山の荒廃を唱えている人は少ないです。
奥山よりも、奥山と人間生活の場の接点である里山の荒廃を問題にしています。過疎化・高齢化・ライフスタイルの変化･･･などなど。</description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>俺が知ってる限り、（実際に山を見ている人が多いというのもありますが）奥山の荒廃を唱えている人は少ないです。<br />
奥山よりも、奥山と人間生活の場の接点である里山の荒廃を問題にしています。過疎化・高齢化・ライフスタイルの変化･･･などなど。</p>
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	</item>
	<item>
		<title>昴 より</title>
		<link>http://tukinowaguma.net/archives/165#comment-619</link>
		<dc:creator>昴</dc:creator>
		<pubDate>Thu, 15 May 2008 05:11:25 +0000</pubDate>
		<guid isPermaLink="false">http://tukinowaguma.net/archives/165#comment-619</guid>
		<description>追伸
専門家は現場を「見て」はいるのでしょうが、読み取ることができていない。「センサー」が欠落している。やっぱりセンスの問題ですね。それから、「自然保護」は商売になりますです。日本を代表する鳥を主とした「自然保護」の財団法人なんかが良い例です。</description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>追伸<br />
専門家は現場を「見て」はいるのでしょうが、読み取ることができていない。「センサー」が欠落している。やっぱりセンスの問題ですね。それから、「自然保護」は商売になりますです。日本を代表する鳥を主とした「自然保護」の財団法人なんかが良い例です。</p>
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