なぜツキノワグマは人を襲うようになったのか?自然の変化を鋭く見つめ続けてきた動物カメラマン宮崎学が送る新メッセージ
2007/12/31 月曜日   ツキノワグマ日記

千葉県にツキノワグマが生息?

20071221kuma1.jpg

そういえば、先だって房総半島まで行ってきた。
別にこれといった用事があったわけではないが、なんとなくふらりと出かけてみたまでだ。
まあ、テーマにしている「獣害」の一端でも観察できればいいと思ったくらい。

12月20日の明け方まで都内で撮影があった。
時計をみたら午前4時。
この時間なら首都高速も走りやすいだろうと思い、仮眠はアクアラインの「海ほたる」でとればいいと考えた。
ういうとっさの思いつきもボクには案外大切なことであり、これまでの経験からでもかなり効果をあげているからだ。

仮眠のあと木更津へ着き、あとは当てもなくただ気の向くままに車を走らせた。
3時間くらい走っただろうか。
道路際のクヌギの木に、ツキノワグマがへし折ったような枯れた枝がみえた。
その折れ方は、信州で目撃してきているものと酷似していた。
クヌギの枝先でもあり、枝の直径は3?4cm。
サルの力では折れないし、さりとてそこまで人間が上っていって折る必要もない。
これは、ツキノワグマしか考えられないではないか…。

そう思ったボクは、車を止めてしばし考えた。
これは、クヌギの木に登って折れ口を確認しなければならないと思ったからだ。
それをするにはちょっとおっくうだったが、確認作業を怠ればあとあとまで悔いも残る。なので、車に常時積んである高所作業用のツールを引き出してきて、木登りとなった。

木の元にたどりつくと、それはクヌギでなくて「コナラ」だった。
このような樹種は経験上きわめて登りやすいので、目的地に着くには楽勝だ。
途中でも幹にクマの爪あとがないかと慎重にしらべたが、コナラの木はその枝ぶりからしても爪痕はつきにくいものなので見つからなかった。
やがて地上16mの枝元までいき折れ小口を確認すれば、まちがいなく大きな力で生枝を折り曲げたものだった。
もはや、ツキノワグマの仕業としか考えられなかった。

千葉県の房総半島に、はたしてツキノワグマが生息していたのだろうか?
しばし考えてみたが、居てもいなくてもこのような地域でツキノワグマの存在確認をすることも悪くないと思った。
そしてさらに先へ進むと、2時間くらい走ったところで再び同じような痕跡をみつけた。
それは崖の急傾斜地に突き出たコナラの木だったし枝先まで確認にいくのもこれまたおっくうだったので、ここは双眼鏡とフィールドスコープで慎重に折れ口を観察してみた。
やはり、これもかぎりなくツキノワグマの痕跡といっていいものだった。

20071221kuma2.jpg

まあ、ボクは千葉県の房総半島でツキノワグマを今後も調べるつもりはない。
だけど、
このような「痕跡」を見てしまうと、自分の直感力と技術を自分自身で再確認するためにも、ツキノワグマの確実な存在だけはつかみたいと思った。
房総半島という密度の濃い照葉樹林帯の山並みは、ツキノワグマをひっそりとどこに隠していても何の不思議もないし、信州とは違ったフィールドでの自分の勘を試してみる必要も感じたからでもある。

それには、かねてから考えていたことを実行するしかない。
ツキノワグマのノーマーク地帯で、ツキノワグマの確かな行動を確実につかむ方法があると考えているからだ。
結果を得るには、あと2度房総半島まで出かけなければならないだろう。
この正月休みに装置をつくり、正月明けごろには半島の各所に設置する。
そして、遅くも6月に装置を回収すれば、ツキノワグマの存在が確定できるからである。

こんなことをボクがやっても、どこからも経費なんて出てはこない。
だけどこれは、ボクの自然に対する好奇心だけで心を動かされているからだ。
誰も考えつかないアイデアを思いつき、それを実行して確かな答えをだす。それを自分自身で面白いと思わなければ、こんなことはやってられない。
まあ、信州から房総半島まで魚釣りにでかけたという人の話も聞くから、そんな趣味的物好きの心境にでもならなければできないのが自然との「遊び」というものだ。

写真上:道路があり電線もある環境は、近年のツキノワグマの全国的な動きと酷似している。
写真下:こんな枝の折り方はツキノワグマしか考えられない。

(from/ gaku )

コメント&トラックバック

36 Comments

  1. あけまして おめでとうございます

    やはり冬眠しないだろうと読んでますね(笑)
    房総へは、僕も年に2度ほどですが行っていますので
    機会があったら、僕も調べてみたいと思います

    Comment by 風 — 2008/1/1 火曜日 @ 23:54:06

  2. 風さん、おめでとうございます。
    房総のクマは、今年中には結果が出せると思います。
    その装置づくりをいま、急ピッチでやっています。

    Comment by gaku — 2008/1/2 水曜日 @ 11:22:43

  3. あけましておめでとうございます!

    ようやく画面が変わった!?と思ったら衝撃的な内容で、さすがですね。
    千葉にはシカとサルしかいないと思っていました。

    なにしろムササビさえもいないのです。
    理由を調べてみましたが、現地の聞き取りからは、第二次大戦中に千倉にあった航空隊基地くらいしか見つかりませんでした。
    「落とされない」という迷信から、ムササビの毛皮は飛行帽の耳当てにされて、ずいぶんと殺されたようです。
    まさか?!それだけが原因でムササビがいない?とは思えないのですが?
    元々少なかったのでしょうか?

    今年もわくわくする話題(ブログに書ける範囲で構いませんが)を楽しみにしています。

    Comment by くまがい — 2008/1/2 水曜日 @ 13:59:49

  4. くまがいさん、おめでとうございます。
    正月は少し風邪気味だったので、ゆっくりやってました。
    その合間にも、房総半島と同時に「紀伊半島」の地図をひろげる自分がありました。
    紀伊半島まで、トラップを仕掛けちゃおうか、な?

    Comment by gaku — 2008/1/3 木曜日 @ 10:45:15

  5. 富津市で熊を見たという人が二人います。ほんとに見たそうです。

    Comment by 榎本 — 2012/7/23 月曜日 @ 12:49:13

  6. ■榎本さん
    房総半島には、たぶんツキノワグマはいると思います。
    それを撮影したり確認する技術のある人が地域にいないだけだと思います。
    ボクには超アイデアの秘策がありますが、身銭を切ってまでして房総半島に行く必要がありませんので、やるつもりはありません。
    せめて千葉県民にやってもらいたい、と思います。
    千葉県には、自然保護団体など自然に関心をもった人たちがたくさん住んでいるので、ぜひやってもらいたいもの、です。

    Comment by gaku — 2012/10/25 木曜日 @ 9:32:30

  7. 千葉県民ですが、千葉に熊はいませんよ(笑)
    ご安心ください

    Comment by 匿名 — 2012/10/29 月曜日 @ 0:48:24

  8. 四国では室戸半島に近いところにもつい最近までツキノワグマが生息していました、今でもいるような気もしますが四国では剣山系にしかいないと決め付けられているようなので調査もないようです、それはともかく室戸地方は
    生息環境的には房総半島と似通ったような気もします。もし千葉県に
    生息している事実をつかめれば大ニュースにもなるのにぜひ本格的に
    調査する価値は充分あるような気がしますが。。。

    Comment by ロータス — 2012/11/24 土曜日 @ 22:26:28

  9. ■ロータス さん

    5 の 榎本さんに、
    6 として返信したのに、
    7 の匿名さんのようなオカシなヒトもでてきます、ね!

    とにかく、自分で実証検分もしないまま、勝手に意見するだけの人種がいるのが世間を「混乱」におとしめているのでしょう、ね!
    四国には、クマかなりいると思います。
    馬路村でも、それなりの感触をつかみました。
    なので、地元できちんとできる技術力のあるヒトが居ないだけのことであって、それを気づかずに勝手に「居ない」ことにするほうが罪つくり、だと思っています。
    オイラの技術力なら、かなりの部分を暴いてみせますよ四国のツキノワグマ。
    どうですかロータスさん、往復の交通費や滞在費を負担してくれればオイラが四国に乗り込んでいってツキノワグマの現状を探ってみてもいいです、よ?

    Comment by gaku — 2012/11/25 日曜日 @ 21:19:55

  10. こんにちは。

    技術の無い地元民です。

    室戸岬辺りは知りませんが、クマの痕跡の話は僕は殆ど聞いた事は無いです。
    元々山間部奥地出身で、森林には昔から入った事があり、クマ以外の野生動物なら殆ど見た事は有ります。痕跡も。   テンとムササビは数回ですが。

    当然回りには森林関係を生業としている人も多く、徳島県との県境や高知県東部を行き来していますが、クマの話は聞きません。

    ただ、地元での言い伝えの昔話で、もしかしてクマを見た事がない人がクマを見て物の怪?? と思ったかな? って話は聞いた事があります。
    あと、山林関係でずっと仕事をしていた父親が、一度だけ20年生位の檜林の樹皮を剥いであるのを見たと言っていました。 随分昔の話です。

    馬路村にしても、ごく一部を残して皆伐して植林していますから、餌となるような広葉樹林は少なく、殆ど残って無いかと思います。
    多分思われてるイメージと違うと思う? 千本杉近くをのぼっだけ??

    この点は、逆に土地が悪い室戸岬近辺が恵まれてるかも?

    素人考えですけどね! 逆にクマがいっぱい居たら怖いかも?(笑)

    クマが居ないとは言えないけど、限りなく少ないかと??

    Comment by 匿名。 — 2012/11/26 月曜日 @ 19:05:43

  11. 匿名さん

    >技術の無い地元民です。
    気の毒に、あなたへの返信が9だったみたいですね。
    単眼発想でしか物事を見られないような匿名さんにオイラの複眼発想的なヒントは必要ないので自然探索法のアドバイスもしませんが。

    「努力する人は希望を語り、怠る人は不満を語る」
    これ、井上靖さんの言葉ですが、いい言葉なのでオイラも使わせてもらっています。
    もちろんオイラは、前者なので「希望」を語っておるんです、が。

    Comment by gaku — 2012/11/27 火曜日 @ 8:52:32

  12. 頭のイカレタ変な人もいたもんだなあ・・・
    今の情報社会の世の中でいまだに千葉県に熊がいるかもなんて平気で言っちゃう人がいるのかと。。しかも自分で現地まで調べもせずに・・
    千葉県も国も正式にいないと発表してます、それにこれまで千葉県内で熊の目撃情報も写真を撮ったという人も一人もいません。皆が携帯カメラを持ってる時代にですよ。

    見つけたら世紀の大発見ですよ、是非第一人者になって有名になっちゃってくださいな。技術力だけアピールして何にも動かないんじゃただのアホですよ。
    あ、浦安舞浜方面の夢の国の住人を撮って「世紀の大発見した!」なんていうのは無しでお願いしますね(笑)

    Comment by 匿名 — 2013/2/5 火曜日 @ 17:26:56

  13. 2月5日付けのNo.12の匿名さんの書き込みを拝見して思うのですが、「千葉県にクマが生息しているとは考えられない。」ということを伝えるために、このような言葉遣いや表現をしなければならない必要性が、理解できません。
    これでは、かえって伝えたい事が伝わらなくなりそうですね。

    いないとする根拠は、この2点ということなのですよね。

    >千葉県も国も正式にいないと発表してます、
    >それにこれまで千葉県内で熊の目撃情報も写真を撮ったという人も一人もいません。

    Comment by プロキオン — 2013/2/7 木曜日 @ 9:55:33

  14. (^∇^)アハハハハ!情報社会だからって、山奥まで、行き届いてはいませんよね。。

    居ることを証明するのは、写真を撮れば、できますけど、居ないことを証明するのって、難しいと思うけど。

    離島ならいざしらず、陸続きの千葉県に、居ないと言い切れる根拠が何処にあるのか、理解出来ません。

    Comment by てっちゃん — 2013/2/8 金曜日 @ 14:54:07

  15. 匿名さんの言いたいことわかるな~。

    Comment by 東洋 — 2013/2/8 金曜日 @ 18:59:14

  16. 茨城県は野生のクマはいないと正式に発表していました。
    100年は目撃例がないというのが根拠のようです。
    が、昨年大子町で子グマが交通事故にあって死んでいたことで
    茨城県にはクマがいることになりました。

    地理的に考えれば、大子町は福島県との県境で山間部はつながっているので
    福島県側にいるのなら茨城県側にも、もともとクマがいてもなんらおかしくない
    と、思うのですが、
    今日の情報社会の世の中で国は正式に茨城県にはいないとしていました。

    さて千葉は?どうでしょう??

    「いるかもしれない」と考えるのもひとつだと思うのですが・・・

    Comment by 熊太郎 — 2013/2/10 日曜日 @ 7:20:29

  17. 情報社会だから、クマが居たら、見つからないはずがないと、仰っていましたが、情報社会だからこそ、巷にあふれる、間違った自然に関する情報を、鵜呑みにして、自分で探しもしない人が多いから、逆になかなかクマが見つけられないのかも?

    みんな携帯を持っていたとしても、携帯でクマそう簡単に撮れるはずありませんよね。。携帯で撮られたクマの写真が載っているサイトが、たくさんあるのでしょうか??

    自然の本や、ネットなどを見て、自然に詳しくなったつもりの、自然オタクは、本来自然に詳しいはずの、田舎に暮らしている人や、gaku先生のような凄い自然観察能力のある方の意見を、全く聞き入れようとしなくなってしまうのは、本当に不思議でならないですね。

    いくらクマに関する本を呼んだとしても、クマの臭いや、威嚇音、そして殺気までは載っていませんが。。

    国や、県が言っていることが、全て正しいとでも思っているのでしょうか?国や県は自然に関して、全く無知と言っても過言ではありませんが。。

    情報社会だからこその、落とし穴にはまって、逆に自然に関する見方が、井の中の蛙になってしまった人が、多いのには驚きますね、大丈夫だろうか日本は??

    Comment by てっちゃん — 2013/2/10 日曜日 @ 15:04:42

  18. 熱くなってはいけません。
    宮崎学さんは、千葉県に茨城県のような子グマによる決定的なものが出てきてもらっては困るんですよ。わかりませんかね?
    ま、千葉が済めばまた何処か匂わすんでしょう。

    Comment by 東洋 — 2013/2/12 火曜日 @ 18:23:53

  19. 茨城県境には利根川があり、西側にはご存知大都会東京です。
    奥多摩あたりから都内を電車にでも乗ってやってくるんですかね?(笑
    または利根川を泳いで千葉県にでも上陸してくるんですかね?

    千葉県に熊はいませんよ、どうぞご安心を(笑)

    Comment by 匿名 — 2013/2/16 土曜日 @ 0:57:03

  20. どうもクマの生態がよくわかっていないようですね、雑食性のクマは
    必ずしも広大な土地を必要としません、例えば北方領土の国後島や
    択捉島などにもあの大きなヒグマが生息しています、房総半島ぐらい
    の広さでもヒグマの半分ぐらいの体格のニホンツキノワグマは生息
    出来ると思いますよ。問題は今まで房総半島でクマの生息調査が
    行われたかどうかだと思います、行われていないのならいないと
    アッサリ結論などだせるはずがないじゃあありませんか。

    Comment by ロータス — 2013/2/16 土曜日 @ 7:50:58

  21. 千葉県にクマがいるかいないかはわかりせんがクマは泳ぎますよ。
    必然性がなくとも泳ぎます。
    氷の張ったダムを砕氷船のように氷を割りながら往復したクマを知っています。
    利根川なんて平気で泳ぎますよ。
    それからクマがいてもほとんど安心です。
    有史以来生き残ってきた偉大な動物です。

    Comment by bbear — 2013/2/16 土曜日 @ 8:04:07

  22.  千葉県にクマがいたとしても、あるいは、ただいるだけならそれはそれでいいじゃないですか。
     「いるかもしれないけど見たことがない」というのであれば、それだけ人間もクマもお互いのテリトリーを守り、うまく共存できているのかもしれませんよ。
     いずれにしても、大事なことは、人間サイドが「(千葉県にも)クマはいるものだ」という前提で注意を払うとともに、不用意にクマを刺激しないよう心掛けることではないでしょうか。そうすれば、必要以上に問題をややこしくしないで済むのですから。

    Comment by もとりんむ — 2013/2/16 土曜日 @ 22:04:36

  23. ここに示した2枚の写真は、自分自身が房総半島で実際に木に登って撮影したものである。
    ツキノワグマが樹上で枝を折るには、クマにしかできない方法があるワケで、それに「気づいている」人はこのような天然アホ的カキコミはできないだろう。
    クマを語る以前の「技術」のなさ、「無知」さ、をさらけ出しているものであって、他人に注文つけるヒマがあるのだったら『自分でまずは動いてみろよ』、というのがオイラの房総半島に対する「期待」と「挑発」なんだけれど、ね!!

    なので、このブログでのタイトル付けも全国それぞれの地域の人たちが足下に関心を示して発憤して動いてもらえるように仕掛けているのだけれど、このブログを書いたのが「2007年12月」だから、「千葉県」もやっと6年目にして火がついてきたようだ、な。
    オイラ的には、極めて遅い、と思っているけれど。

    まあ、いろいろ言う前に千葉県以外のところでもいいから、ツキノワグマのクオリティーある写真を一枚でも撮ってみるといいと思う。
    まずそれができれば、ツキノワグマの語り口も変わること、だろう。
    自分で何もやらず「怨嗟」だけのイヤミでは、自分自身がほんとうに惨めになるだけだから、まずは、フィールドに出てみることをお勧めする次第、である。

    Comment by gaku — 2013/2/17 日曜日 @ 8:13:50

  24. 日本獣医師会雑誌の2013年2月号に「クマの生息動向と最近の被害状況」という北大のT先生の寄稿が掲載されています。
    (この記事自体は、日本獣医師会のサイトで4ヶ月遅れくらいで目にすることができます。)

    この中で、クマの生息数について、1978年と2003年に環境省が調査を実施し、2004年に結果が報告されているとあります。「それによると、全国的には1978年(33、1%)より2003年(38、3%)の方が増加している。すなわち、ヒグマもツキノワグマも25年ほどの間に分布を拡大したというわけである。その後の出没件数の増加傾向などをみると、分布の拡大がさらに進んでいる印象を受ける。」
    と国の調査でも、クマが増加していることが伺えるようです。

    また、生息数のカウントでも、直接観察では見落としやカバーされない個体数が多すぎるとし、痕跡数のカウントにおいても、相対的な変動は捉えられても絶対数を算出することはできないと記述されています。
    そこでDNAマーカーを利用した個体識別としてのヘアートラップ法について言及されているのですが、その結果、従来の方法では、個体数を過小評価している可能性が高く、実際にはもっと多いことが予想されると記述されています。

    このT先生の言わんとすることは、「個体数については、依然科学的な推定が行われていない状況であるが、絶滅の再評価をする際には個体数についてのデータも提示するべきである。」ということのようです。

    1987年に大分県で射殺されたツキノワグマがDNA鑑定から福井県から岐阜県にかけて生息していたクマの遺伝子をもっていたとして、九州におけるクマは絶滅したものとされていました。
    けれども、その後においても目撃情報が寄せられる事もあって、昨年の夏から秋にかけて、祖母山系に40台の赤外線センサーつきのカメラを 日本クマネットワークが設置しています。
    結果としては、クマの生存を確認したという報告は、まだないようです。クマが「いない」という証明は、本当に難しいものなのですが、「いる」という証明も、やはり容易ではないようです。

    このgakuさんのブログにわざわざ出向いて来てまで、挑発していく人間には何通りかあるようですが、gakuさんの撮影された写真に衝撃を受けているという共通点があるのではないかと考えています。
    自分もこのような写真を撮影してみたいという気持ちはあるものの、とてもできそうにない、そして、反発するだけの者と、いっそ挑発して煽って自分の地元のクマもgakuさんに調査させてやれという考えに至る者がいるように見えてしまうのです。

    伊那のgakuさんのフィールドにおける遊歩道のケモノ道を見ると、サンダル履きの人間や通りがかりの猫のすぐ傍らにクマが潜んでいることがわかります、それも1頭ではなく複数のクマが。
    これだけ、直ぐ傍らの身近にクマが居ても、カメラに収めることはおろか、気づく事もできずにいるのが、普通の人間というものなのでしょう。
    クマが増えていても、それも気づかなかったり知らなかったりしているのであれば、「いない」とされているところでも、「いるのでは?」と考える人に追いつけるわけがないように思います。

    同じように赤外線センサー付きのカメラであっても、そこにクマが写ってくれるまでに、どのくらいの調査とシャッターの数が必要なのかを考えなくてはなりません。第三者に公表できそうな「絵になる画像」1枚を得るまでにどのくらいの失敗を糧としているのか…。
    反発する人達は、その点を簡単に考えてしまっているというか、結果だけを求めすぎているのではないかと思うのです。

    Comment by プロキオン — 2013/2/25 月曜日 @ 12:23:15

  25. しばらく見ない間に、随分コメントが進んでいましたね。

    そして、また、名無しさんが現れたのですね。。

    なぜそこまで、居ないと言い切るのかと、不思議に思っていたら、その理由が、利根川があるからとは。。。本当にクマの生態とか分かっていらっしゃらすに、ただ批判されているんですね。。

    クマが泳ぐ事は、すでにbbearさんが、おっしゃられていますが、東京かが出来るずっと昔から、子孫を残して生きているクマが居る可能性だって、ありますものね・・・

    人間は、意識しないと、たとえ視界に入ったものでも、認識できないと聞きます、野鳥だって、興味のない人が、そこに野鳥が居たとしても、存在に気がつくことって、あまりないと思います?

    クマが、はなから居ないと決めつけている、名無しさんには、たとえクマが視界に入ったとしても、それがクマと認識することは出来ないでしょうね?

    Comment by てっちゃん — 2013/2/26 火曜日 @ 15:55:33

  26. 初めてコメントします。
    山梨在住で、熊の痕跡とくに糞の識別に興味がある者です。渓流釣りをするさい、熊に4回遭遇(1度は15mくらいの距離)しています。

    gakuさんがなぜFacebookで本名と顔写真を友だちになるさい要求されているのかが、よくわかりました。
    匿名でこれではな、っという感想です。

    Facebookで友だちにしていただきたいのに、顔写真を出せないので残念です。

    Comment by yamane — 2013/2/27 水曜日 @ 20:51:12

  27. 頭痛すぎる(笑)
    とうとう房総半島で熊の写真撮ったなんて妄言まで出す始末(笑)
    ほんとならとっくに大ニュースですよ(笑)

    Comment by 匿名 — 2013/3/9 土曜日 @ 23:51:47

  28. 頭痛すぎるヒトさんへ

    23のgakuさんのコメントに
    「ツキノワグマが樹上で枝を折るには、クマにしかできない方法がある」
    とあることに気づいてもらいたいですね。
    gakuさんはクマの写真を撮らなくても枝の折れかたでクマがいることを確信しているわけです。
    サルはあのように枝を折ることはありません。
    身が軽いことと手指が有るからです。
    イタズラで人間が上っていって折った場合クマが折るようなふうには出来ません。

    あの写真はクマが夏にどんぐりを食べた跡だと思います。
    少なくとも2007年夏にはクマが生息していた証拠です。

    個体にもよりますがクマは利口できわめて用心深い動物です。
    25 てっちゃんさんの「東京かが出来るずっと昔から、子孫を残して生きているクマが居る可能性」はあると思います。
    そのような地域で、携帯で写真をとるなどほぼ無理かと思います。

    クマの生息痕は、葉が落ちた冬に落葉樹林を見て歩くのが一番です。
    まだ間に合います、gakuさんの「まずは、フィールドに出てみることをお勧めする次第、である。」ですよ。

    熊棚が見つかればクマがいた証拠になります。

    Comment by bbear — 2013/3/11 月曜日 @ 17:32:38

  29. また現れたんですね、しつこいというか、本当に頭が痛いようですね。。

    ここまでしつこく挑発してくるというは、プロキオンさんがおっしゃるように、怒らして、gaku先生に調査させようという、魂胆なのかもしれませんね??

    こちらのブログの最初から、ずっと記事を読んで欲しいものですね、これほどまでに、クマの写真を、斬新なアイディアと切り口で撮られているかは、日本中探しても、他には居ないと思います、そしてクマの生態に関する知識も、常人には計り知れないほど持っておられる方です。

    そのgaku先生が、わざわざ木に登って、実際に折れた枝を見て、クマの仕業としか、考えられないとおっしゃっているわけですから・・・

    誰だか知らない方が、大した根拠もなく、居ない居ないと叫んけんでいても、誰も信用しないと思います。。

    皆さん、仰っていますが、ここに書き込む暇があったら、フィールドに出て、クマの痕跡探しでも、して欲しいものですね。。

    Comment by てっちゃん — 2013/3/11 月曜日 @ 22:58:28

  30. 野生動物をフィールドで写生しています。
    千葉県ではイタチ、狸、フクロウなどを観察・スケッチしました。みな身近な動物です。それでもなかなか出会えません。何ヶ月~何年もかけて痕跡などから生息地を絞っていきます。
    北海道ではヒグマを見て描きました。食痕や足跡は沢山ありますし、アイヌの猟師は山にならどこでもいるよ、と言ってました。でも観察するのはそう簡単ではありません。

    現場でいろいろな事を知りましたが、そういうことはいくら情報時代だからって、どこにも載っていませんでしたね。

    匿名さんも、ツキノワグマは千葉県にはいないと断言される前に、居るかも知れないと考えたら面白いと思います。
    そしてフィールドに出て、痕跡でも探してみたら如何でしょう。PC
    の前に座ってるだけではダメですが。

    Comment by クワ — 2013/3/12 火曜日 @ 1:12:13

  31. >房総のクマは、今年中には結果が出せると思います。
    その装置づくりをいま、急ピッチでやっています。

    と自分で言っておいて

    >房総半島には、たぶんツキノワグマはいると思います。
    それを撮影したり確認する技術のある人が地域にいないだけだと思います。
    ボクには超アイデアの秘策がありますが、身銭を切ってまでして房総半島に行く必要がありませんので、やるつもりはありません。
    せめて千葉県民にやってもらいたい、と思います。
    千葉県には、自然保護団体など自然に関心をもった人たちがたくさん住んでいるので、ぜひやってもらいたいもの、です。

    この言い方はないでしょう・・・

    Comment by 通りすがり — 2013/3/12 火曜日 @ 5:36:47

  32. 上のコメントの続き

    あんな書き方すれば千葉県在住の人は怒るわな

    >四国には、クマかなりいると思います。
    馬路村でも、それなりの感触をつかみました。
    なので、地元できちんとできる技術力のあるヒトが居ないだけのことであって、それを気づかずに勝手に「居ない」ことにするほうが罪つくり、だと思っています。
    オイラの技術力なら、かなりの部分を暴いてみせますよ四国のツキノワグマ。
    どうですかロータスさん、往復の交通費や滞在費を負担してくれればオイラが四国に乗り込んでいってツキノワグマの現状を探ってみてもいいです、よ?

    この文を見ると、初めから千葉の人にお金を出させようとしているとしか思えないな。
    GAKUって人が自分のしたい事の為に金を出させようと・・・

    >「努力する人は希望を語り、怠る人は不満を語る」

    これGAKUさんって方は言う資格ないですね、自分のしたい事の為に努力せずブログを使って金を出させようなんて。
    しかも初めは自分で千葉にクマの調査の準備までしてるとか、今年中に結果が出せるとか公けのブログで書いておいて。
    大人のする事じゃないですね、信じられない。

    Comment by 通りすがり — 2013/3/12 火曜日 @ 5:45:54

  33. 千葉県にクマがいると千葉人の恥になると思っているのかな。
    それとも森林をつぶしてゴルフ場を作りまくるため、ツキノワグマは生息していないことにしたいのかな。
    千森林率は31%で、全国の森林率の半分以下で、都道府県別では茨城、大阪と並んで最下位です。
    また、その88.6%が私有林だそうです。

    クマは有史以来強力な狩猟圧を受けながら生き残ってきた偉大な動物です。
    その偉大な動物が生息していることが明らかになれば誇れることです。
    そしてその命をつないでいける自然環境を維持し続けるべきです。

    Comment by bbear — 2013/3/12 火曜日 @ 11:50:40

  34. また変なのが現れましたが、矛盾点付いているつもりかも知れませんが、6年も経てば状況は変わるでしょう?ちゃんと、書かれている日付を見て、こんなコメントされているんでしょうか?

    gaku先生だって、スーパーマンじゃないんだから、長野県に、岡山県も調査されて、大忙しなのに、それに千葉県もなんて・・・

    Comment by てっちゃん — 2013/3/12 火曜日 @ 14:44:42

  35. 千葉県人ですが、怒りではなく恥ずかしいと思っています。

    >自分のしたい事の為に努力せずブログを使って金を出させよう
    宮崎gaku氏が今までどんな仕事をやってきたか少しは勉強すれば、そんな発言は出来ないはず。
    そして、通りすがりさんもフィールドに出てみましょうよ。

    Comment by クワ — 2013/3/12 火曜日 @ 15:02:49

  36. gakuさんの話しに疑問を持った人はgakuさんの本を読んでみましょう。
    偕成社、講談社、理論社、農文協等々、沢山出ています。
    3月20日に発行されるアサヒカメラ4月号にも載るそうです。
    どの写真も簡単に撮れる写真ではありません。
    どうしてこれらの写真が撮れたか考えてみて下さい。
    これらを読んだ上で意見があったら言えばいいでしょう。

    Comment by amitake — 2013/3/12 火曜日 @ 16:51:16

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